陽月の創作裏話

カクヨムに投稿したあれこれの裏話。
この発想から、ああなって、こうなりましたみたいなのです。

終の檻

自主企画『「1シーンから連想して物語を書く」コンテスト(第二回)』用作品


・男が必死な様子で扉を力強く叩いている。

・扉には、男の腰あたりの高さにパカパカと開く(まるで郵便受けの差入口のような)箇所がある。それはおよそ、横ニ十五センチ、縦五センチ程の大きさをしている。

・男から見て扉の反対側には女がいて、男が扉を叩くのを止めるのを見計らい、穴から様子を伺おうとしている。

・どこからか大音量の声が二人の耳に届く。「残り三十分しかありません!」

こちらのシーンから連想して物語を作る企画です。


最初、「男が必死な様子で扉を力強く叩いている。」からトイレなどと思ったのですが、トイレにするにはパカパカ開く箇所が邪魔をします。


扉というだけで、一方が部屋の中という指定はありませんので、扉だけでそれをどうにかして開く競技のようなものも考えたのですが、上手くまとまらず。


男が必死で扉を叩く理由、女が扉を開けない理由が必要。
助けたい、助かりたい、女への執着あたりから、助かりたいを。
ならば、どうして女が助けることができないのか。助けたいけれど、鍵を持っていないなどで無理なのか、助けることで自分にマイナスがあるのか。


穴から様子をうかがうなら、やはり相手のことが気になってるのだろう。
そして、残り30分。時間制限がある状況である必要がある。


こういう状況だと、男と女はカップルと想定する流れが多そうだな。
なら、思いっきり年齢を離そうかな。


生活の為に、老人を安楽死させる世界観で、最初は義父と息子の妻という形を考えました。
それだときっと、女の夫に対する恨み辛みが出てしまう。嫌なことは全部私に押しつけて、とか。
だったら、おじいちゃんと孫娘にした方がいいかな、と。